[今日の三宅しんご]
東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年より、2021年のほうが日本の観光産業が伸びることが大事。そのためにも「休日の分散化」が極めて重要です――。
本日正午より、自民党本部で安倍総裁直属の「魅力ある都市・地域創造本部」(本部長・山本有二衆院議員)が開催されました。友人である星野リゾートの星野佳路社長にご講演を賜りました。私は事務局次長として司会。
星野さんは観光業界の風雲児。数々のリゾート施設の再建に手腕を発揮、業界のカリスマです。会場溢れんばかりに多くの先生方に御参加を頂きました。
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地方の観光業を元気にするには、フランスのように地域ごとの「休日の分散化」が必要だと星野社長。分散すれば、利用者は混雑期の高い航空運賃やホテル代を払う必要がなくなります。交通渋滞も緩和されます。
分散化はホテルなどの事業者側にもメリット。繁忙を標準化でき生産性が向上します。事業者の稼げる体質が強化できればサービスも向上。ひいては外国観光客の増加にもつながります。現在、外国人旅行者の受け入れランキングで日本は世界で30位。アジアでは8位で、シンガポールに負けています。
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予算措置がいらない休日分散化。この政策を実現、「観光ビックバン」を起こせば、世界に誇る「観光立国・日本」が誕生すると思います。星野社長、素晴らしいご講演、本当にありがとうございました
来月、G1サミットでまたお会いできるのを楽しみに