[今日の三宅しんご]
素晴らしい、充実した1日でした。
明日に備え、羽田着。
本日は拉致問題などで全国一斉街頭活動。
「1977年9月28日、日本航空ダッカ・ハイジャック事件が起きた。多数の日本人乗客を人質にとった連合赤軍メンバーは身代金と収監中の赤軍メンバーらの釈放を日本政府に要求。当時の福田赳夫総理は「人命は地球より重い」とし、犯人の要求に応じた。超法規的措置である。憲法には反しないものの法律に規定がないことをしたという意味で、超実定法措置だと当時の法務大臣は国会答弁した。
その2カ月後の11月15日。日本海は新潟。双子の弟と、いつものように朝食を和やかにとった13歳の少女は学校に出かけたまま、忽然と姿を消した。40時間、異国に向かう船倉に閉じ込められていた。
「お母さん、お母さん」。
少女は叫び、壁をかきむしった。
爪は剥がれそうになった。
北朝鮮による、横田めぐみさんらの拉致事件。工作員を北朝鮮に送り、拉致被害者を奪還することは、法的には相手国の了解がない限りできないという。
敵国からミサイルを打ち込まれてからでは手遅れ。この瀬戸の海岸から少女が連れ去られるようなことは断じてあってはならない。
台風に来るなと頼めば、来なくなるわけではない。平和が大事だと叫べば平和になるわけでもない。
私たちには守るべきものがある。家族と美しい日本。安全保障問題は徹底したリアリズムのなかで、議論し、家族と美しい日本を守らなければならない。ユートピア的平和主義は何の役にも立たない」