今日午後、総理大臣公邸で、安倍総理、菅官房長官にビーフ・カレーをご馳走になりました。
私は総理に対し次のような趣旨のことを申し上げました。
● 千万人ともいえども我行かん 私が大好きな言葉です。
特定秘密保護法は国民の安全にかかわる暗号などを外国に漏らした場合、泥棒に対するものと同じ長さの法定刑をやっと規定するものであり、当然のことだと考えております。内閣支持率の急落が当然に予想されたなかでも、成立を目指されたことは本当に素晴らしいことだと考えます。
(中略)
● 私はアベノミクスの仕上げは法人実効税率の大幅引き下げであるべきだと考えます。英米が引下げを予定するなかで、日本が何もしないと、相対的に我が国が税率を引き上げたのと同じ効果が生まれます。税率を引き下げれば景気が良くなり税収が増えます。一方で、実効税率を維持すれば逆に税収が減るとみています。実効税率の引き下げによる税収のシミュレーションに取り組んでおり、引下げに向け頑張ってまいります--。
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捕捉しますと、職場を作り、給料を支払う企業が元気にならなければ景気の本格回復とはなりません。世界最高水準の実効税率は、稼ぐ日本企業の海外脱出を促し、稼ぐ外国企業の対日投資を阻害しています。金の卵をうむ鶏は大事にしなければいけません。おなかが減った鶏が卵を食べつくすようになってはいけません。
総理からは長いコメントを頂戴しましたが、ここに記すことは控えます。